-二百十日-被災者・死傷者の皆様、お悔やみ申し上げます。

2004年8月31日

こんにちはー皆さんいかがお過ごしですか？
漆黒の赤魔道士です。

【二百十日】
　タイトルのとおり、今日は立春からかぞえて二百十日目にあたる日です。昔から、台風襲来の厄日と言われております。
　うちのおばぁが、毎年のように「今日は二百十日だねぇ、関東大震災は……」なんて昔話をしますので、自然と頭の中に入ってたりします。

　その二百十日、今年は閏年であったために8月31日になりました。
　そもそも、二百十日は、今でも雑節となっているが、そんなに古くから暦に記載されていたわけではなく、江戸時代初期の明暦二年(1656)に、伊勢暦に初めて登場しました。
　貞亨改暦(1684)に際して、幕府天文方に就任した渋川春海は二百十日が、漁民たちの長年にわたる経験によるものであることを知り、初夏を知らせる八十八夜とともに、有意義な暦注として採用されました。

　今年の8月31日というと、近年でも大型の部類にはいる台風16号が日本列島を縦断いたしました。
　まさに、台風襲来の厄日『二百十日』です。自然の力を痛感しました。

　
　あらためて、被災者・死傷者へお悔やみ・ご冥福を申し上げます。